9割の日本人が知らないお金をふやす8つの習慣(ダイヤモンド社)

“お金にはたらいてもらう方法”をご存知ですか？

上記の項目に1つでも当てはまったあなたは、もしかしたらこの先お金がふえていかないかもしれません。

はじめまして。生形大（うぶかただい）と申します。
私は副収入がサラリーマンの収入を超えて独立するまで、
外資系証券会社２社、外資系ITベンダー１社、
日系ベンチャー企業1社で働きました。
外資系企業では2度ものリストラも経験しましたが、
外資系企業で働いて良かったと思っています。

それは「お金と時間の活かし方」を
知ることができたからです。
外資系証券会社に転職する前の私は
まさに先ほどあげたすべての項目に当てはまっていました。

しかし、外資系証券会社に転職し、お金と時間、リスクに対する考え方が一変します。
たとえば、日系企業のサラリーマンは、「リスク」を嫌い、
極力避けようとしますが、外資系証券会社のサラリーマンは
「リスク」の本質を理解して、適切にコントロールすることで「リスク」を「チャンス」に変えようとします。

自宅の購入についてもとても合理的で
日系企業の先輩と外資系証券会社の先輩が買った家は、同時期にほぼ同じ金額で購入したにもかかわらず、
１０数年で５０００万円以上の資産価値の差がついてしまいました。

企業で働くほとんどの人は
自分がもらえる退職金の額や年金の正確な支給額を知らず
将来不安と感じながらも自分はなんとかなると思っています。

しかし、退職が近づいて現実の金額を知ったときに青ざめますが
老後になってから自分の身が守れないことに気づくのでは
遅いのです。

本書は、今からできるお金のふやし方をいくつかご紹介しています。
その中からあなたに合った方法を選んでください。
実際に行動できるようになるPDCAシートも
ついていますので、
本書を読めばすぐに実践できるようになっています。

この本を読んだあなたの人生が好転し、
お金だけではなく自由な時間も手に入れ、
幸せな人生を歩むきっかけになることができれば幸いです。

あなたが働らかなくても収入が入ってくる仕組とは

収入には「フロー収入」と「ストック収入」の
2種類があることをご存知でしょうか。
フロー収入とは、毎回単発でモノやサービスを提供し、収入を得ること。

小売店や飲食店はもちろんですが、
自分の時間を費やして働き続けなければ給料がもらえないサラリーマンも
大別すればフロー収入に属しています。

はたらき続ける必要があり、
業績によってボーナスが安定しないという意味で、
給料もフロー収入なのです。

一方、ストック収入とは、
一度仕組みをつくってしまえば、
後はあまり手間を掛けなくても
継続的に収入が得られるものを指します。
銀行預金の利息や株式の配当金、
投資信託の分配金もストック収入の一種です。

多くの人はフロー収入だけしか持っていません。
つまり、サラリーマンとしての給料しか収入を得る手段がない。

今は元気に働けて貯金もあるかもしれません。
ですが、働き続けないと収入を得ることはできませんし、
病気やケガで働けなくなって貯金を取り崩す、
安定していると思っていた会社が突然倒産、
といった事態に見舞われる可能性は否定できません。

あなたも「ストック収入」をふやせるようになります

重要なのは、フロー収入を使ってストック収入の仕組みをつくり、
これらから得た収入を使ってさらにストック収入の仕組みをつくること。

本書では、そのストック収入を持つ方法やお金に対する考え方、
行動を起こすための具体的なステップを「8つの習慣」にしてわかりやすくお伝えしています。

本書を読むことで…